水害レポ

これは皆さんに水害の大変さを知ってもらいたいと思い決行いたします
朝からすごい雨だった
朝一で高校は休校
でも午後から仕事なので様子を見つつ場合によっては帰ることにしようと出勤した
一向に雨は止まずにきた
午後2時ごろの駐車場ではくるぶしの辺りまで水が溜まっていた
今思うとこの時点で逃げるべきだった思う
それから30分もしないうちに建物の中に入ってきた
それからは何かをするまもなく洪水のように水が押し寄せてきてどんどん水位が上がり
気づけば膝くらいまで来ていた
その後、建物から脱出することになり倉庫から出ようとするが、その倉庫が大変なことになってる
ダンボールやいろいろなものが崩れて道がない状態でさらには高く積まれた重ためのものが今にも崩れてきそうという状況
その中道を切り開き何とか建物の外に出ることが出来、駐車場まで向かったが既に流れが速く行くことが出来なかった
たとえ行ったとしても車が機能しない状態では逃げることもままならないので逆に逃げ場を失うだけだと今は思う
諦め隣の建物に逃げることに
そうしている間もどんどん水位が上がり背の低い人は潜っていった
そのうちの一人をおんぶしているうちにさらに水位は上がり約150cmくらいになった
その中おんぶしてその水の中を歩き何とかたどり着いた
がやはり物資は不足しているようで
毛布すらままならない状態だった
タオルで何とか体を冷やさないように心がけていた
その中で停電
これにより情報がまったく入ってこない状態
最も恐れていたことだった
精神的不安
これこそがこの状況下において一番起こってはいけないことだった
なるべく、それが起こらないようにネタを振りまき不安を起こさないように心がけていた
その中で配られた1個のおにぎりと1杯の味噌汁
これがこんなに旨いとは思わなかった
非難して5時間以上も経つが一向に水位は下がらずにむしろ少しずつ上がっていた
そうこうしてるうちに寝ることにした
なかなか寝付けない
それもそうだ
着替えすらない現状
会ったとしてもお年寄りや女性や子供それに体調不良者に優先的に使ってもらったために
男性にはかろうじて小さめのバスタオルがあっただけだった
そのタオルでなるべく冷やさないようにし
朝目が覚めるとだいぶ水位は下がり何とか帰宅できる程度まで下がり
帰宅した
その途中で道を見るとみんな茶色になっていて泥の酷さをものがったっていた
それにあらゆるものが道にあり水の力をものがったている
車も完全に死んで道に乗り捨てている状態
信号や踏み切りも機能せず
まるで・・・・
この先は言いたくないな
現在も水没している地域はあり予断を許さない状態でもある
いまだに車は結構乗り捨てられてて道が狭い状態
これはあと2週間位しないと普通の生活には戻れないだろう